荒川で富士山を見る水曜日
今朝は荒川の陸橋から富士山🗻が見えました。
朝日に輝く霊峰富士、今日は何か良い事が有るかも知れない。
昨夜は父から電話があり、訃報を2つ聞きました。
父方の大叔父が10日、叔父が15日に亡くなったそうです。
大叔父は、もうお前には知らせずにおいた
叔父は葬儀は来なくて良い、弔電だけは打ちなさい。
もう長らく会っていないし、双方とも高齢だし
悲しいと言うよりも「来るべき時が来た」と言う感覚です。
山で取れた季節のものをせっせと皆に送ってくれる大叔父でした。
家族と甥や姪、果てはその子供達まで、毎年お餅を送ってくれました。
一族郎党のお正月のお餅の餅米だけは自分で作ってやるんだと
古き良き時代の総領息子の典型みたいな人でした。
(恥ずかしながら、つい最近まで、お餅の値段を知らなかったポンコツ💦)
叔父は、父の直ぐ下の弟で、何かと豪快な人でした。
お正月に親戚一同、祖父宅に集まって、百人一首をするのですが
「なおちゃん、ええ事教えたる、下の句はこうして覚えるんや✨」
替え歌ならぬ、替え和歌?子供心にも辟易するような駄洒落の連発です。
その数々の中で、今でも忘れられない一句があります。
柿本人麻呂の和歌ですね、好きな人に逢えないと愚図愚図言ってるやつ。
「『あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながなが小○1時間半』や、言うてみ?」
「いややぁ、おっちゃん、そんなんよう言わんわ💦」いや、もうセクハラですな✨
そう言えば、昨日の朝も百人一首の話をしていたような。
夜明け前に目が覚めて何故か百人一首で悪態をついていました。
もしかして、これって虫の知らせってやつかしら。
おっちゃん、あの世に行く前に、私と百人一首したかったの⁉️
おっちゃん、今日は荒川から富士山見たわ、おっちゃんも見えてる?
今な、上野に着いたんやで、ほら、石川啄木の碑があるねんで?
富士山見えたらいつもええ事あるねん、ちょっくら頑張って来るわ。
独り言を言いながら、今日も職場に向かうポンコツです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。