定期診療Part1 2週間ぶりの主治医さま
「ちょっと待ってね、春風さんのカルテおさらいするから。」
相変わらず電子カルテに釘付けのまま、開口一番主治医さま。
「せっかく暖かくなって喜んでたのに、また寒くなったよね。」
「今日の東京は雪らしいよ❄️」所在無く看護師さんと雑談する。
「ああ、喘息さんには辛い気候だよね🥵」横入りの主治医さま。
振り返るとカルテ読みながら会話に割り込み、さすがDr.は天才。
「何時ものレポートちょうだい。」差し出す手は白く少し荒れ気味。
「ああ、今回は点滴せずに済んでるね、えっとプレドニンは、、、。」
「すいません、仕事と引越しで忙しくて減薬出来ませんでした!」
「クリニック行く暇なくて、プレドニンで凌いでましたっ!」
先手必勝、此処は正直にゲロって謝ってしまいましょう✨
「引越し終わったら、本気で減薬しますんで、お目溢し下さい!」
「大丈夫、プレドニン10㎎くらいみんな普通だから。」ええっ⁉️
「気候の変動は辛いよね、プレドニン多めに出したげる。」そう来る⁉️
以前はプレドニンなかなか出してくれなかったのにね。
5㎎にしようとか、先月まで言って無かったっけ?見放された⁉️
「ちょっと酸素と聴診器させてね。」酸素は95%、前回と変わらず。
深呼吸の苦手なポンコツの背に、そっと手を添えて呼吸を補助して下さる。
主治医さまの手は魔法の手、一時だけど呼吸が楽になる不思議。
「今日はプレドニン20㎎使って良い、しばらく20㎎で様子見て。」ええっ⁉️
「苦しい時は我慢しなくて良いから20㎎使って。」あれっ❓
「減薬なんて慌てなくて良いから、ゆっくり行けば良いから。」おや❓
苦しい事が当たり前になって、苦しい事に気づかないポンコツですが、
主治医さまは聴診器で見つけて黙っていても気付いて配慮して下さる。
「点滴より内服の方がステロイドは効果的だから。」今回も1日15㎎で処方。
デゼスパイアでステロイド「劇的に」減らせるとか言って無かったっけ。
「17万もする注射だから、もっとすごいかと思ってました。」
「毎年、ゴールデンウィークのPM2.5にヤラレるのでそれまでは頑張ります😭」
悲壮な決意のポンコツに、優しく微笑む主治医さま、今日は何か優しいかも?
ああ、主治医さまも喘息持ちだった、きっと同じように辛いんだろうな。
「そいえば、春風さん、大阪転勤するんじゃなかったっけ⁉️」とは看護師さん。
「残念ながら今年は無さそうです、2024年度も宜しくお願いします🤲」うぅ💦
「そう、じゃあ引き続き一緒に頑張って行きましょう!」主治医さまのお言葉に
危うく涙が出そうになるポンコツ、そうだ、大阪帰る時は主治医さまとお別れの時だ。
ちょっとしんみりと感動に浸っていると、背後から陽気な看護師さん
「あっ、今回は渡すもの沢山あるから、処置室で説明聴いてってね〜」
(大した事ないけど)後半へ続く〜✨
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