京都に着きました 郷愁に浸る1日
京都に着きました。
学生時代の想い出が沢山沢山詰まった街です。
泣いたり笑ったり、たまに勉強したり。
初恋の人と行った場所も至るところにあります。
ランチなら彼処、お買い物なら此方、
昔から変わらず残る場所が有るのは古都ならではの強みでしょうか。
錦市場を通りながら、やっぱりおうどんは彼処しかないなと
人混みをかき分けて記憶を頼りに辿り着いたのは
冨美家本店の「冨美家なべ」
昔よりお店も綺麗になって、お値段も少しだけ上がったけれど
先ずはひと匙すくった黄金色のお出汁が、心の隅っこまで染み渡って
楽しかった事だけなら良いのに、切ない想い出まで引きずり出して
なんとも言えない心持ちになります。
セットで付けたかやくごはん、久々のダブル炭水化物ですが
優しいお味が罪悪感を吹き飛ばしてなかったことにしてくれそう。
心の芯まで満足して、ため息の後に思わず両手を合わせます。
「ごちそうさまでした。」
「ようお上がり」の一言が聞こえたような気がしました。