定期診療Part2 今から振り出しに戻るんですか?
息も絶え絶えの呼吸機能検査の後、久々の主治医様の対面です。
診療室に入るなり、カルテ見ながら早口で喋りだした主治医様。
こっちむいてダーリン、私は此処よ。
検査結果と、ぎっしりのカラフルなカルテ、思わず釣られて
私も一緒に覗き込みます。
「タバコ吸ってないよね?」「だから、2年前から吸ってませんて!」
「ペット飼ってる?」「ベランダにめだか飼ってるだけです!」
「クーラー掃除してる?」「季節の変わり目には必ず!」
「因みに自宅は築何年?」「凡そ20年、木造鉄骨3階建ての賃貸です!」
色々突っ込んで聞かれますな、その間も検査結果から目を離しません。
ねぇ、ムーミン♪ こっち向いて♬
「ひょっとしたら見つけてないアレルギーが有るのかも!」
「え?蛾だけとか言ってませんでしたっけ?」
「うん、アレルギー検査19項目しかやってないから、残りやろう!」
何ですって、散々、非アレルギー性喘息って言ってたやないですか⁈
「で、アレルギーが分かったらどうなるんですか?」
「まだ出来る喘息治療が有るよ!春風さん、ショック受けるとかわいそう
だから、言ってなかったけど、肺気腫8割、喘息2割だからさ。」
「うん?ずっとおっしゃってますよ?殆ど肺気腫って⁈ もう出来る治療無いって?」
「後は、お高いけど、大気汚染型喘息の注射か、気道の温めるやつね。
入院するから、ちょっと面倒臭い。」
「肺気腫だったら、治らないんでしょ?高い注射とか手術とか
意味あります?大気汚染の注射、先に先生がお試しして下さいな。」
「あのね、注射はね、色々と条件をクリアしないと出来ないの。僕は
そこまで悪くないから✨後ね、肺気腫メインのACOだから、喘息を
完全に抑える以外に治療法は無いの。」
「でも、2割の私は条件クリアは無理かな💕」
「残念、テリルジー使ってる段階で合格💯」
なんやねん、ほんまかいな。
「分かりました、じゃあ先ずはアレルギー検査します、今日は済んだら
もう帰って良いですよね。」先生、今日は話が長いです。
「検査終わったらね、その前に、はい、指出して。」ああ、酸素ね、97です。
何時も通りの絶好調でした。
「ちょっと聴診器当てさせて」おお、最近毎回聴診器🩺出て来ますねwww
「やっぱり痰あるよなぁ、何でかなぁ?」私に聞かれても分かりませんよ?
今日の主治医様、キレが悪い。グズグズグズグズ話が長いです。
ちょっと面倒になってきて此方からエンドロールを切り出します。
「先生、来月大阪帰るんです。予備のサルタノール1つと、お守りプレドニン処方して
ください。あ、アレルギーのお薬増えるんでしたっけ?ステロイド入ってるって
仰ってたから、プレドニンは飲んじゃだめですか?」
そうそう1ヶ月、お試しでビスタブロック配合錠ってお薬が増えました。
気管支の入り口入ったとこらへんに、アレルギー性物質が入りこんで炎症を起こしてる⁈
とかなんとかかんとか。
「あ、お守りってプレドニン2.5mgが欲しいの⁈」
「えっ?最近はサルタノールとプレドニン5mgって言われてましたよ⁈」
「ああ、はいはい、了解👌後サルタノールは2本出しとくわ。帰省するしね」
「はい、で、次の予約は年末最終の月曜日にして下さい。多分、帰ってきて
調子崩してそうなので💦」主治医様の長話に辟易して逃げモードのポンコツです。
結局30分入ってました。主治医様史上最長かも知れないです。
要するにアレルギー検査して何も出なければ、次のステップに進むって事を
30分かけて説明して下さいました。
「ね、見てこのカルテ。めちゃくちゃ長いやろ。僕もめちゃくちゃ考えてるから。
春風さんを良くする治療法❤️🩹」
えっ?そうなんですか?危うく、目から涎が垂れそうになりました。
ありがとうございます、話長いとか恩知らずな事考えてごめんなさい🙏
「ありがとうございました😭」「はい、お大事にね」
何時もより丁寧に、深々と頭を下げたポンコツでした。
と言う具合に、まさかのアレルギー性喘息の疑いで振り出しに戻りました。
さて、11月度の定期診療備忘録は、これにて一件落着で。
追伸
今日の採血の看護師Fさん。茶髪のボブが何時も寝癖で跳ねていて
可愛い顔して無愛想なんです。ただ、注射が劇的に上手い!
マジでチクっとするだけで、全然痛く無いんです。で、思い切って言ってみました。
「前にも採血して頂いたんだけど、Fさんのは全然痛くないんです。」
「えっ!本当に?すごく嬉しい😆」「もう、採血は💉Fさんでw」「www」
笑顔も最高に可愛いFさんでした。
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