haruyokoikoiのブログ 第2章

自業自得のACOの日記です。基本毎日更新です。

定期診療Part2 お忙しい主治医様と、その下僕たち

今日の東京は晴天ですが、近畿、北陸、北関東は大雪らしいです。
年末のせいか薬局も混んでいて、なかなか順番が回ってきません。


そうそう、今日の主治医様、本当にお忙しそうでした。
2時間待ちで、診察室に呼び入れられるもカルテを睨み付けてらっしゃいます。


「先生、こんにちは!」
「…」
「帰省のお土産買ってきました♪」
「…」
「えっと、こちらに置いときますね?」
「…」


看護師A「悩み中です」
「みたいですねw」
看護師B「あ、どうぞどうぞ、お掛け下さい」
「はい、ありがとうございます、お気遣いなくw」


ここまで来ても未だカルテと検査結果に釘付けの主治医様です。
看護師さん2人と患者1人は、主治医様をそっと見守ります。
何か皆に愛されているなぁ、と思わせる主治医様です。


「うん、アレルギー検査は異常なしだった。」
「蛾だけですか?」「うん、蛾だけ。」
分かったから、そろそろこっちを向いてダーリン。
「それで、肺機能検査なんだけどね…」で、此処で手許の電話にcall📞


「ちょっと、ごめん🙏病棟に急変出たから、ちょっと待合室へ出てくれる⁉️」
「はい、わかりました、では後ほど❗️」
ん、今日はお土産渡して終わりとか⁉️せめて処方箋だけくれないか⁉️


下僕は、大人しく待合室に戻ります。さっきまで座ってた席も埋まってて
壁際に立ちんぼのポンコツです。
看護師A、Bが交互に謝りに来てくれますが、大丈夫ですよ、気にしてません。


しばし待つ事15分余り、診察室から飛び出してきた主治医様と
鉢合わせします。


「大丈夫でした?終わりましたか?」
「うん、終わったから、トイレ行かせて貰って良い⁉️」
はいはい、どうぞごゆっくり。小走りの後ろ姿に何とも言えない愛嬌が。


で、漸く診療タイムです。


「肺機能検査の結果から言うとね、ちょっと喘息が悪化してる。」
「冬だからですかね?」
「うん、それは関係ない。やっぱり気管の入り口の辺に炎症がある。そのせいで
気管支の末梢まで、ちゃんと空気が届いてない。ちょっと特殊だけど喘息だね。
通常、この検査パターンだと肺癌か肺炎なんだけど、画像ではそうじゃ無さそう。」
いやいやいや、怖い話やめて下さい、ホントにマジで💦


「やっぱり何かアレルゲン吸い込んでるんだよ。何でも良いよ、心当たりある?」
「あ、10月に松本に旅行して、鹿🦌食べて日本酒飲んだら、夜にトイレの住人に💦」
「え?なにそれ?どう言うこと?」
「吐きながら寝ちゃって気付いたら朝になってました。もしや、その時の鹿の破片とか⁉️」
「はい、ありがとう、それ関係ないから✨」赤っ恥かいて、撃沈しました。
看護師Bの後ろ姿の肩が震えているの、私見逃しませんでしたよ?


暫し、数値の報告とサルタノールの使用回数等の報告の後、
「じゃあ、来月までの宿題ね。発作のトリガー、もう一度考えて来て。」
はい?宿題って何ですか、それは?えっ、私が考えるんですか? 
「本当は24時間観察したいけど、無理でしょう?そもそも貴女の身長で
ピークフロー200いかないの異常だからね。」
「多分、職場か家の空調関係に問題があると思うよ。産業医いるでしょう、喘息なんで
環境変えたいって相談してみたらどうだろう。」うん、最後はやっぱりそうなるよね😭


「で、ごめん春風さん、今日はちょっと後が押してるからさ、ゆっくり話できないの。」
はいはい、ボードのスケジュールには、注射が目白押しでございますな。
「はい、わかりました。じゃあ、又来月よろしくお願いします。」
コートとバック、処方箋と予約表を手に立ち上がると
「待って、待って、聴診器🩺当てさせてー」何やねん、今日も聴診器当てるんかいな。
此処半年、毎回欠かさず聴診器当てられます。今まで全く当てなかったのに。


「うん、今は胸の音は悪くないね。じゃあ、次の人来たからねw」 
背後の扉が開いて、ビックリ顔のおじさまと目が合います。
てか、呼んだの主治医様でしょうが。


絶対王者な主治医様に翻弄された予定診療日でございました。やれやれ。

×

非ログインユーザーとして返信する